こんにちは、ゆりです。
HSPの私がフルリモート勤務を始めて、1年半以上が経ちました。(2025年3月現在)
HSPの人にとって、フルリモート勤務は「快適に働ける人」と「ストレスを感じやすい人」に分かれるのが特徴だと思っています。
実際にフルリモートで働いてみると、「HSP=フルリモートが最適」とは限らず、向き・不向きがあることに気付きました。
この記事では、フルリモートが向いている人・向いていない人の特徴をご紹介します!
- フルリモートが向いている・向いていない人の特徴がそれぞれ分かる!
- 実際にフルリモート勤務を経験したHSPの筆者の体験談を知ることができる!
目次
実体験から考察!フルリモートに向いている人・向いていない人の特徴
HSPの人は、環境の影響を受けやすいため、フルリモート勤務が合うかどうかは「どんな働き方が快適に感じるか?」によって変わります。
ここでは、フルリモート勤務を経験したHSPの私が考える、フルリモートに向いている人・向いていない人の特徴をご紹介します!
以下の特徴をもとに、自分がどちらに当てはまるか考えてみましょう!
フルリモートに向いている人の特徴5選
人がたくさんいる環境が苦手で、一人の時間が好き
- 雑談や人の気配が気になって集中できない…
- 一人で作業している方が気楽!
- 「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と割り切れる!
一人の時間を快適だと思う人は、フルリモートに向いていると思います!
自己管理が得意で、スケジュールを守れる
- 決まった時間に仕事を始めたり、好きな時間に休憩を取ることができる!
- タスク管理ができ、締切を守るのが得意!
- 仕事とプライベートの境界を決めることができる!
仕事の進捗を自分でコントロールできる人は、フルリモートに向いていると思います!
オンライン上でのコミュニケーションが苦にならない
- チャットやメールのやりとりがスムーズにできる!
- 文章での意思疎通が得意!(誤解を生まない表現ができる!)
- 必要なときに自分から報連相ができる!
直接対面しなくても、円滑にコミュニケーションが取れる人は、フルリモートに向いていると思います!
仕事の評価を気にしすぎず、自分でモチベーションを保てる
- 「評価されていないかも…」と不安になりすぎない!
- 仕事の成果を自分で管理し、達成感を持てる!
- 上司や同僚からのフィードバックが少なくても、モチベーションを維持できる!
フィードバックが少なくても自信を持って働ける人は、フルリモートに向いていると思います!
指示待ちせず、主体的に動ける
- 上司や同僚に「私ができることありますか?」と聞ける!
- 不明点があったら、遠慮せず聞くことができる!
- 自主的にスキルアップの勉強ができる!
自分から仕事を探すことができたり、分からないことを遠慮せず聞ける人は、フルリモートに向いていると思います!
また、自分のスキルを磨くために勉強ができる人は、仕事のチャンスが増える可能性も十分にあります!
フルリモートに向いていない人の特徴5選
一人の時間が長いと、不安や孤独を感じやすい
- 仕事中に雑談がないと、気持ちが沈みやすい…
- 一日中誰とも話さないと、エネルギーが低下する…
- 人と話すことで気分転換をしたいタイプ
一人の時間が長すぎると気持ちが落ち込む人は、フルリモートでは孤独を感じやすくしんどいかもしれません…。
自己管理が苦手で、仕事のオンオフが曖昧になりがち
- つい仕事をしすぎてしまい、気付いたら夜遅くまで働いている…
- 逆に、仕事がダラダラになり、集中力が続かない…
- 休憩を取るタイミングが分からず、疲れが溜まりやすい…
仕事とプライベートの境界を作るのが苦手な人は、フルリモートでストレスが溜まりやすいです…。
仕事の評価が見えにくいと、不安になりやすい
- 「ちゃんとできているのかな?」と過度に気にしてしまう…
- 上司や上長からのフィードバックがないと、やる気がなくなる…
- 仕事の成果が見えにくいと、自信をなくしてしまう…
評価が見えないとモチベーションが下がる人は、フルリモートに向かないかもしれません…。
テキストコミュニケーションが苦手で、誤解を招きやすい
- 文章で伝えるのが苦手で、意図しない誤解を招くことがある…
- すぐに返事がもらえないと、不安になってしまう…
- 「相手の感情が分からない」とストレスを感じやすい…
フルリモートは基本的にメールやチャットなどテキスト上のやり取りになるため、オンラインでのやりとりが苦手な人は、フルリモートでのコミュニケーションにストレスを感じやすいです…。
指示がないと動きづらい
- 分からないことがあっても、誰にも連絡せず一人で抱えてしまう…
- 「邪魔になるかな…」という理由で、上司に連絡を取らない…
- 明確な指示がないと安心できない…
フルリモートでは相手の様子が見えないため、通常は自分が困っていても誰も気付いてくれません。そのため、自分から発信するのが苦手な人や、指示を待つことが多い人は、フルリモートだと仕事がしづらいと思います…。
実際にフルリモートを経験したHSPの体験談
ここからは、経験者の私自身がフルリモートに向いていると思った点と向いていないと思った点をまとめました!
フルリモートが「向いている!」と思った点
- 人がたくさんいる環境が苦手で、一人の方が気楽で集中できる!
- 色んなツールを使ってタスクやスケジュール管理するのが好き!
- 「スキルを磨きたい」、「自分をより良くしたい」という気持ちが強い!
- 「分からないことは悪いことではない」と開き直っているため、遠慮せずに聞ける!
私はExcelやスプレッドシート、Notionなどのツールを使って、タスクやスケジュール管理するのが元々日課でした。

自分で好きなようにカスタマイズして、時短するにはどうすればいいかなど、考えること自体が好きなんです!
また、元々誰かに頼ることがとても苦手でしたが、「分からないことは悪いことではなく、ただ経験がないだけ」ということに気付いてからは、遠慮せず聞けるようになりました。
フルリモート勤務を始める前からの習慣や考え方がフルリモートで仕事をする時に活かせたため、「自分は向いている!」と思いました。
フルリモートが「向いていない…」と思った点
- 仕事のオンオフが苦手で、夜までダラダラ仕事をしてしまうことがある…
- フィードバックが無いと「このままでいいのかな?」と不安になる…
仕事のオンオフが苦手で、夜までダラダラ仕事をしてしまうことがある…
フルリモートだと職場の人の目が無いため、いくら残業していても気付かれにくいです。
ある会社では、チャットで終業報告をするというルールがあったのですが、「この仕事は今日中にやりたい!」と思った時に、一旦終業報告をしておいてから仕事を続けたことがありました。
その結果、頑張り過ぎて体調を崩すということもありました…。
改善するために工夫したこと
ダラダラ仕事をしてしまうのは、優先度を決めて仕事をしていないことが原因ではないかと思いました。そのため、稼働開始したら最初に仕事の優先度を決めて、『今日やらなければいけないこと』を先にやるようにしました。
また、「本当にこの仕事は今日中にやらなければいけない?」と自問自答してみることにしました。
その結果、時間内に仕事を終わらせて、ダラダラ仕事をすることが減りました!
フィードバックがないと「このままでいいのかな?」と不安になる…
私はずっと評価を貰えないまま仕事をしていると、不安になることが多いです。
「このまま仕事を続けて問題ない?」、「本当は直した方が良いところがあるんじゃないか?」といった妄想が膨らみ、つらくなってしまいます…。
改善するために工夫したこと
仕事が一段落した時や上長に時間がありそうな時に、「直した方が良いところがあったら教えてください!」と自分からフィードバックを求めてみることにしました。
結果としては、「特にないよ!」と言われることがほとんどでした。
時々「強いて言うと…」や「私の個人的な意見だけど…」ということもありましたが、問題があった試しは無く、「言われない=問題ない」ということだと納得して安心することができました!
まとめ
フルリモートはHSPの人にとって快適な働き方ですが、合わない場合もあるため、自分の性格や環境を考慮して決めるのが大切です!また、工夫しながら働くことも重要です。

私は、自分が「向いている点」と「向いていない点」の両方を持ち合わせていると考えていますが、総合的に見て「向いている!」と思いました!
- 人がたくさんいる環境が苦手で、一人の時間が好き
- 自己管理が得意で、スケジュールを守れる
- オンライン上でのやり取りに抵抗がない
- 仕事の評価を気にしすぎず、自分でモチベを維持できる
- 指示待ちせず、主体的に動ける
- 一人の時間が長いと、不安や孤独を感じやすい
- 自己管理が苦手で、仕事のオンオフが曖昧になりがち
- 評価が見えないとモチベが下がる
- テキストコミュニケーションにストレスを感じやすい
- 指示がないと動きづらい
「本当に自分に合っているのか?」をしっかり見極めて、後悔しない選択をしましょう!
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